米粉スイーツくぉ~れの米粉シフォンはエキストラバージンオリーブオイルを使用して作っています。なぜオリーブオイルを使っているのか?それは、単純に体にやさしいからなのです。
健康ブームと言われていますが、やっぱり体にいいものは取り入れていきたいものです。
オリーブ油を主な油脂源としている地中海沿岸地方の人々が、かなり多くの脂肪を摂取しているにも関わらず、冠状動脈性心疾患が少ないことから注目されました。
オリーブオイルには悪玉ルステロールを減らして、脂質の酸化を防ぐことがわかってきたのです。
イタリアなどでは「毎朝スプーン1杯のオリーブオイルが健康を作る」ということわざがあるそうです。
オリーブオイルは、モクセイ科の常緑樹オリーブの実からとれる油です。オリーブの原産はトルコ南部の地中海に面した地域で、トルコからアフリカ東北部の沿岸にかけて自生していました。
オイルとはそもそもオリーブを意味するアラビア語で、実を絞るとすぐに油がとれるオリーブは、人類が最初に手に入れた油だったのです。そしてぶどうと並んで、もっとも古くから栽培されている植物でもあります。
6000年前には、クレタ・キプロス・シリアなどでさかんに栽培されており、フェニキア人によって、ギリシア・南フランス・イタリア・南スペインなどにも広く伝えられました。
ローマ帝国の都市で、祭祀・灯火・食用・医薬品(鎮痛作用のある軟膏)・化粧品などにひろく使われるようになると、貴族がオリーブ農園を各地に作るようになり、さらに広い地域で大量に生産されるようになりました。
大航海時代にはアメリカや南アメリカに、その後も全世界に広がり、明治時代には日本でも栽培されるようになりました。今でも地中海地方に気候が似ている小豆島周辺でオリーブオイルが作られています。
オリーブオイルの健康のポイントはオレイン酸。オリーブオイル中の脂肪酸の約70~80%はオレイン酸です。オレイン酸で、その特徴は酸化しにくいことです。(リノール酸の12倍,リノレン酸の25倍酸化しにくい)
さらに抗酸化成分であるビタミンA,E,ポリフェノールなども、豊富に含まれています。酸化するということは、簡単に言えば体がさびるということ。抗酸化成分は老化や病気のもとになる活性酸素の働きをおさえるのです。
オリーブオイルの種類は次のようになっています。
バージンオリーブオイル
バージンオリーブオイルとはオリーブの果実を搾ってろ過しただけの、なんら化学的処理を行わない一番搾りのオイルです。官能検査や酸度の違いによって「エキストラバージン」「バージン」「オーディナリーバージン」に区別されます。
中でもエキストラバージンオリーブオイルは、酸度が0.8%以下で最高級のオリーブオイルです。
オリーブオイル(ピュアオリーブオイル)
酸度が高いなどで食用に向かないオリーブオイルを精製して、バージンオイルとブレンドしたもの。精製すると香りなどがとんでしまうので、ブレンドすることによりオリーブオイルの風味をつけます。酸度は1.5%以下になります。