漫画を久しぶりに読みました。
漫画と言えば、小学生の頃は「りぼん」や「なかよし」「マーガレット」をワクワクしながら読んだものです。
おぼろげな記憶ですが、小説などとはまた違う自分の知らない世界を覗き見るようなあのドキドキ感。
あの頃読んだ作品は、多分今読んでも懐かしい~!と思いながらパラパラと読んでしまいそうです。
中学生になる頃にはもう漫画に対する興味はそれほどなくなっていたような気がしますが。
最近では原作が漫画というドラマや映画が当たり前になり、漫画は世界中に広がっている文化のひとつになっています。
漫画を現実にしてしまうとイメージのギャップがあったりもするのですが、一から脚本を作るよりお手軽なのでしょうね。
家にある漫画は手塚治虫さんの作品です。
夫が好きであったのですが、何十年経っていても未来を予見し先進的で奥が深い素晴らしい漫画だと思います。
光とともに
最近読んだ作品は、話し方教室の待合室にあった「光とともに」という作品。
まだ全部は読んでませんが、自閉症の子どもを育てていく様々な問題を子どもの成長とともに描いています。
共感できる部分も多く、ちょっとウルウルっと泣きそうになりました。
子育てをテーマにしていると、必ず自分に置き換えて考えてしまうので想像が膨らみます。
また待ち時間に続きを読んでみようと思います。
モリのアサガオ
そして、友達から借りた「モリのアサガオ」
死刑囚がテーマの話です。
正直言って、今まで考えたこともない世界でした。
犯罪者の人と関わりがあるわけでもなくまして死刑囚の人なんて遠い世界。
ヨーロッパ諸国と違い、日本は死刑が存在する国です。
私の日常では関係ないので、そんなことすら忘れていました。
もしも自分が犯罪の被害者になったらまた考え方は変わるのかもしれませんが、国が人の命を奪うことに違和感を感じます。
冤罪にも言及していて、人が人を裁く結果がどんな事態を招くのか恐ろしいほどです。
そして、死刑囚がいるということは死刑をする立場の人も存在する。
テレビドラマにもなったそうですが、答えの出ない葛藤を描いているのでいろいろと考えさせられました。
漫画の世界は映像が浮かびやすいので難しいテーマでも小説より読みやすい。
たまに読むのもいい刺激になるなあと思いました(^^)