先日の出来事です。米粉クリームシチューにそら豆を入れました。
娘は一度はそら豆に関して何も言わずに食べました。
後日、残り物のスープを飲む時、「そら豆、苦いから食べたくない!」と主張。
確かに、春野菜はちょっと苦味があって大人向けのことが多い。
私自身も幼い頃に豆類は嫌いだったし、そら豆を食べた記憶もない。
だから気持ちは理解できます。
「じゃあ、残すのなら食後のデザートはなしね。」
わが家のルール、【ご飯を残すのならデザートはなし】発動です(^^)
その日のデザートはわらび餅。
わらび餅が大好きな娘は「そら豆は食べたくないけどデザートは食べたい!」と泣いて主張。
「選択肢は2つだよ、①そら豆もわらび餅も食べる、②そら豆もわらび餅もなし」と私。
娘:「③にして~!」
私:「③はなし!」と突っぱねる。
こうなると我慢比べです。
どれだけ泣かれてもダメなものはダメと言えるかどうか。
子どもは泣きわめきながらも、親の反応をちゃんと観察しています。
試されているのはいつも親の方。
じゃあ残してもいいよ、と言うのは簡単ですが食べることができるのを知っているので食べさせたかった私は諦めませんでした。
すったもんだの末、そら豆を小さく小さく切って他の野菜と一緒に食べたら苦味はなくなるよと言って、わらび餅をエサに食べさせました。
いつの間にか泣き止み、そら豆を食べれたときの娘の嬉しそうな顔!
本人もそら豆を食べれることができてものすごく嬉しそうでした。
わらび餅はもちろん幸せそうな顔をして食べていました。
嫌いな物がちょっと克服できて、またひとつお姉さんになったかな。
その様子をずっと見ていた夫は「いい母親になったなあ」と褒めてくれました。
そんな風に褒められることはないので、それが一番嬉しかったかな。
感情に任せて起こってしまうことも多々あるけど、娘はちゃんと説明すればわかる年齢になりつつあるのでしっかりと向き合っていきたいなあと思います。