シフォンケーキのシフォンは「絹」という意味で絹のようになめらかで柔らかいという特徴があります。
アメリカで生まれ真ん中に穴の空いた型を使い、油分が液体なのであっさりとした食べやすいケーキです。
米粉の場合は、柔らかいという特徴プラスもちもちの食感が加わり更に美味しく仕上がります。
しかも、小麦粉とは違いグルテンフリーなので混ぜすぎても粘り気が出ず失敗しにくいので素材としてお薦めします。
材料
材料/型サイズ | 17㎝型(12cm型2個) | 20㎝型 |
---|---|---|
米粉 | 80g | 160g |
卵 | 3個 | 6個 |
砂糖 | 80g | 160g |
オリーブオイル | 大さじ2と1/2(30g) | 大さじ5(60g) |
水 | 大さじ2(30g) | 大さじ4(60g) |
- 砂糖はくぉ~れではきび砂糖を使っていますが、お好みの砂糖を使って下さい。
- オリーブオイルはサラダ油、水は牛乳や豆乳・ジュースなどを使うと風味が変わります。
- 製菓用米粉は微粒細なのでふるわなくてもOK!
前準備
オーブンの予熱を入れる
焼き時間や温度はオーブンによって変わるので焼き具合を確認しながら作って下さい。
12㎝型 | 17㎝型 | 20㎝型 |
180℃ で 20分 | 180℃ で 30分 | 180℃ で 40分 |
卵を卵黄(大きめのボウル)と卵白(少し小さめのボウル)に分けておく
シフォンケーキはメレンゲパワーを生かすために
- 卵の殻や卵黄が混じったりしないように要注意!
- メレンゲを泡立てる器具は油分や水分のないものを使って下さい。
作り方
①メレンゲを作る
- 卵白をボウルに入れ、すくいあげるようにしてコシを切りボウルを斜めに傾けてハンドミキサーで一気に泡立てる。
- 少し角が立つぐらいになったら1/2の砂糖(40g)を加えしっかり角が立つまで泡だて、最後の30秒は低速にしてキメを整える。
②まぜる その1
- 卵黄をざっとほぐし残りの砂糖を加えハンドミキサーで白っぽくマヨネーズ状になるまですり混ぜ、オリーブオイルを加えさらに混ぜる。
- 泡立て器に持ち替えて水を加え混ぜ、米粉を加えダマのない状態まで練り混ぜる。
③まぜる その2
- メレンゲをもう一度泡立て②のボウルに1/3の生地を入れてボウルを手前に回しながらすくっては落とす、すくっては落とす…と切り混ぜる。
- 泡立て器で残りのメレンゲをその都度立て直して2回に分けて同様に加え混ぜる。
(メレンゲのかたまりはなくすが泡は消さないようにふんわりとを意識して)
④仕上げ
- ゴムベラで切り混ぜ生地にツヤを出し、少し高い位置からシフォンケーキ型に生地を流し入れる。
- 生地の高さを均一にして空気抜きをして素早くオーブンへ入れ焼く。(冷気でしぼむことがあるので途中でオーブンは開けない)
⑤冷ます
竹串で焼きあがりを確認し、膨らんだ生地が沈まないようにするため逆さまにしてビン(ペットボトル)にさして冷ます。
これはプレーン味ですが、紅茶の茶葉や抹茶を加えたり、水分をカフェオレやジュースに、砂糖を黒糖にしたりするとまた違った風味が楽しめるので、ぜひ作ってみて下さいね。